リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【観劇ログ】Dステ15th「駆けぬける風のように」

色々ありまして,1週間遅れの観劇ログ。

キャラメルボックスを見始めたときに,たぶん最初に会場で拝見したのが「風を継ぐ者」(2001年再演バージョン)だったような気がします。立川迅助がとにかく走る走る…という舞台で疾走感にあふれていて,大学生だった私はあっという間に魅了された記憶があります。

さてさて,その風を継ぐ者シリーズの第4作目となる「駆けぬける風のように」*1。以前,TRUMP,そして最近ではロボ・ロボでも拝見した陳内さんをはじめとして,芸達者な役者さんが多く揃っている舞台なので,楽しみにしておりました。

もうこれを書いているときは東京千秋楽が終わっているかと思いますが,モヤモヤの吹き飛ぶようなお芝居でした。まあ相変わらず迅助がただただまっすぐに走る走る…。沖田が身体を壊しながら意地を貫き通す。女性キャストは誰も出てこないから当たり前なのですが,体育会系の青春まっただ中を見ているような,爽やかさが凄く印象に残っています。

ロボ・ロボで拝見していた陳内さんは,殺陣のスペシャリストを目指すとパンフレットで仰っていましたが,立ち居振る舞いが決まっていて,男ならカッコええと思わず嘆息。坂本竜馬役の岡田達也さんは,何か本人役で出てきたのではないかと思うほどのはまりっぷりで,どこかで見かけた,あの役を見るためだけにお金を払う価値があると言う感想に大きく同意。

もともとこの座組で長くやっていらっしゃるのではないかと思うほど,一体感にあふれた舞台で,落ち込んでいた気分が前向きに戻っていくのを感じられる良い時間でした。この後,大阪梅田と名古屋でも公演があるようなので,ご興味のある方は是非是非。


D-BOYS 10th Anniversary Dステ15th「駆けぬける風のように」|ワタナベエンターテインメント

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夜は某ライブ…のはずでしたが,台風直撃の影響で本務先へ移動の必要があり,遅刻してでも行こうかと思いましたが,結局断念*2。誰も悪くはないので,責められませんが,二度とこんな悲しい思いをしないよう,きっちり予定を組み上げていこうと決心した次第。

*1:ちなみにzabadakさんの劇中でも使われている曲は「駆け抜ける風のように」と漢字表記になってます。ブログ書きながらようやく気づくレベルのうっかり者です。

*2:未練がましく,終演後に会場前に行って終了を確認していたら,涙がこみ上げてきてしまって,かなりの精神ダメージ。こうかはばつぐんだ!