リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【観劇ログ】青山学院大学総合舞台芸術愛好会「ミュージカル 夢の還るところ」

とある授業の後に,学生さんから「公演があるのですが,来てみませんか?」とのお誘いを頂きました。

青山学院大学 総合舞台芸術愛好会 | AGU Official Musical Club

事前情報ゼロでしたが,お誘い頂けたのであれば,と思いまして,渋谷の青山学院大学まで来てみました。

6年間この大学で非常勤でお仕事しているはずなんですが,講堂に来たのは実は初めて。ドキドキしながら,講堂に入ると思いの外,客席数が多い(って各種式典を行う用の会場なんですから大きくて当然なのですが)。当日券のお金を払って,会場に入ると,手作りのパンフレットが渡されます。思ったよりも多くのスタッフやキャストさんが関わっていて,軽く驚きました。大学の団体だからなのか,オーケストラからダンス,演劇に至るまで,まさに総合舞台芸術に関わる様々な属性の方が集まっていて,あぁ自分の大学時代にこういう団体があればなあと思うのは,オッサンになった証拠でしょうか。

創作ミュージカル。好きな人がたくさん集まって作っているのだろうなぁということがひしひしと伝わってきます。例えば,緞帳を閉めてのOvertureが流れたときには,あぁ分かっていらっしゃると思わず脳内で呟いてしまったほど*1。バーで展開される物語も,それぞれに見せ場のあるストーリー。

使用曲は,作曲や作詞もオリジナルで,良いなと思う曲が多数。物販があって,もしサントラ売ってたら買っちゃうレベルでした。生オーケストラ,ダンス,演技のコラボが心地よく,舞台って楽しいんだよねと改めて認識しました。もちろん,パーフェクトではない所があるかもしれないのですが,それでも私にとっては驚きの連続。終演後,「凄え凄え」と口にしながら大学内を歩くほどでして,青山学院大学の皆様がひたすら羨ましくなる限りでした。

舞台じゃないけど、大学教員として研究者として他の人から「凄え」といってもらえるよう、精進しようと誓い直しました。誘っていただいた学生さんに深く感謝です。

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*1:著名ミュージカルで,生オーケストラが入る舞台は大体最初に緞帳を閉めてOvertureが入るのです。