SPナイトシアター・劇団ショウダウン「月下人魚〜リトルマーメイド」
「おとぎ話」だけれど重量感たっぷりの物語でした。魅入るってこういう感じなんでしょうか。
SP水曜劇場の観劇ログはこれまでTwitterでいいやと思っていたのですが、だいたい観終わった後は感情が高ぶっているので、ショートバージョンでもブログを書いてみることにしてみました。
今日拝見したのは、劇団ショウダウン「月下人魚〜リトルマーメイド」です。公演自体は2012年の4月21日と22日に大阪の船場サザンシアターで上演された林遊眠さんの一人芝居です。本公演時のWebサイトはこちら。
一人芝居という表現方法に興味があったのと、予告映像がとっても素敵だったので、本日が放送最終日でしたが駆け込んで拝見した次第です。
物語は冒頭で「おとぎ話」という言葉が繰り返されるようにファンタジー系。でも、キチッと魅せる重厚な物語でした。まさか二回も眼が潤むことになるとは。放送終了後の武信監督のコメントにもありましたが、林遊眠さんではなく、いつの間にか、演じられているイヴが実際に話しているかのような錯覚を覚えていました。
最後のシーンはとても明るいキラキラした場所だったんでしょうが、いったいどこなんでしょうね。考えると少し胸が締め付けられるような不思議な感覚になります。
とてもおもしろかったです。最終日に駆け込んで正解でした。