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リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

演劇やコンサートやプロレスの観劇・鑑賞・観戦記録(2010年以降)

ログ

(トップ固定記事です。とりあえず,後で思い出すときの土台として。時間は開演時間です/日付はトップに来るようにわざと進めてありますー)*順番を入れ替えて,年度を昇順にしました(2015/06/10)。

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【応援記事】9月1日より劇団ショウダウン「撃鉄の子守唄」が東京に来ます!

どうも,イマイです。

本ブログは観劇の感想を細々と掲載するだけブログなのですが,ご贔屓の劇団さんが東京にやってくるので,本ブログとしては初めての事前応援記事を書きます。

観劇前の情報としては,私も初めて拝見する作品ですので,物語の核心やネタバレに触れる情報は全くありません*1。全く役に立たない可能性もありますが,このポストを見かけて観劇の予定を確保して下さる方がいるならば,これ以上の幸せはありません。

本日ご紹介するのは,京都の劇団である劇団ショウダウン「撃鉄の子守唄」です。既に先週末に大阪公演を終了し,あとは9月1日(木)から9月4日(日)に,東京・池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERで行う東京公演を残すのみとなっています。

stage.corich.jp

では以下,4つの見出しを立てて,オススメする理由を列挙します。少しでも興味がわいたら,前述もしくは文末のCorichページからご予約下さいませ。*2

1.劇団ショウダウンさんと池袋

劇団ショウダウンさんの東京公演を語るときに欠かせないのが,池袋という場所です。今から2年前,第26回池袋演劇祭で初参加,初東京公演にもかかわらず,何と大賞を受賞します。

「マナナン・マクリルの羅針盤」,劇団所属の林遊眠さんがたった一人で,2時間近くの演じきる一人芝居でした。池袋演劇祭でのCM大会の映像がYouTubeに残っていますので,まだ未見の方はご確認頂ければと思います。

www.youtube.com

そして,この大賞受賞をきっかけに,劇団ショウダウンさんは東京公演を継続的に開催しています。京都からの移動費用だけでも大変なものがあると思うのですが,過去2年間の間に6つもの演目を東京の池袋で上演しています*3

  1. 2015年1月15日(木)〜1月18日(日)マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015」@シアターグリーン BASE THEATER
  2. 2015年9月4日(金)〜9月6日(日)「パイドパイパー」@あうるすぽっと
  3. 2015年9月5日(土)〜9月6日(日)「千年のセピラ」@あうるすぽっと
  4. 2016年1月21日(木)~1月24日(日)「錆色の瞳、黄金の海 2016」@シアターグリーン BASE THEATER
  5. 2016年6月29日(水)~7月3日(日)「黒船」@シアターグリーン BASE THEATER
  6. 2016年7月1日(金)~7月3日(日)「ウインドミルバレー 最後の三日間」@シアターグリーン BASE THEATER

そして,前回の大賞受賞作から数えて8作目が,今回の「撃鉄の子守唄」です。今回ももちろん,池袋演劇祭にエントリーしています*4

www.ikebukuroengekisai.jp

まるで東京に拠点を置く劇団かのように,精力的に東京公演を続けていらっしゃいます。そして,ただ池袋で公演を続けるだけでなく,「豊島区割」という豊島区在住の方,豊島区の小中学校,高等学校の児童生徒を対象とした割り引きを一貫して続けています(http://showdown.jugem.jp/?eid=2395)。

関西のカンパニーである私たちを
育ててくださっている池袋があります豊島区において

今後も感謝の気持ちを持って
公演を行うことが出来たらと
あらためて強く思っています。

http://showdown.jugem.jp/?eid=2395 より引用)

その理由も上記のように,継続して公演していきたいという理由で,この記事を拝見したときには,豊島区在住でないのにもかかわらず,何だか嬉しくなってしまいました。しかも,大賞受賞作から1公演限定でなく,継続してこのような取り組みをされていることについては,流石だと思います。

関西のカンパニーを観に行くためには,関東からだと飛行機で飛び立つか,新幹線に揺られるか,高速バスに飛び乗るかしないと機会がありません。そんなことをしなくても,見届けるチャンスがあるというのは,なかなか無いことだと思っています。その上,劇団ショウダウンさんは本場の芝居を何も削らずに,むしろ上乗せして,改良を加えて運んできてくれます。前回のマナナン・マクリルの時も再演用にセットのバージョンアップが行われたと聞いて,ただただ驚いたことを覚えています。

なお,割り引きに関しては,さらにU-22,U-18,平日マチネ割,リピーター割と数々の割り引きが用意されています( http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=58813 )。もし豊島区在住の方や,学生さん,22歳以下の方,平日金曜日のお昼くらいから時間が空いている方には,是非この制度を使ってみてはいかがでしょうか。

 2.全体で形作る魅力的な空間や物語

劇団ショウダウンさんの作品は,様々なジャンルに亘っていて,一つこういうジャンルだということを申しあげるのは難しいところです。ただ,劇団Webページでの紹介文にもあるように近年の作品は,実在の歴史を大胆に解釈しながら,決して広くはない舞台上に,壮大なスケールの物語を展開していくことに特徴があります( http://www.showdown.biz/about.html )。

今回のあらすじは下記のようなストーリーとのこと。Corichのあらすじ情報ではコナンドイルも出てくるとの話があって,どのような物語になるのか今から楽しみです。

北米、ニューメキシコの町に
史実から抹消された一人のアウトローがいた。

「最強の臆病者」・・・
決闘の恐怖から逃げ出し、銃を捨てた男を人々はそう呼ぶ。


しかし、平和な片田舎の町が野盗の集団に襲われた時
男は一人の少女を守るため、再びその手に銃を取る。

それは失われた物語
荒野に響く撃鉄と硫黄の狂詩曲
それは失われるべき物語

過去にも書きましたが,劇団ショウダウンさんの舞台は,舞台上の全ての要素が素晴らしく,少なくとも私がこんな応援記事を書きたくなるくらいのクオリティを持っています。

 

  • ナツメクニオさんによる圧倒的な語彙数に彩られた台詞や希望に満ちたストーリー
  • キャストの皆様の熱演
  • 煌びやかで魅力的な照明
  • 的確で物語の感情の起伏を最大限に増幅できる音楽
  • イメージをかき立てるセットや舞台装置や衣装

 

前回の「ウインドミルバレー最後の三日間」は,物販の台本が売り切れるという事態も発生したほどの魅力的な世界は今回も健在のはずです。また舞台上の魅力だけでなく,これらスタッフの方の魅力も語る上で欠かすことができません。

  • 時間厳守かつ周到に全てを準備している制作スタッフの皆様
  • 絵画作品のようなフライヤーや映像記録をしてくださっているKUTOWANS STUDIOの皆様

少なくとも私にとっては,全ての要素が組み合わさった居心地の良い空間です。

3.様々な演者さんと出会えるチャンス

東京公演の一人芝居でないパターンでは,劇団ショウダウンさん所属の役者さんだけでなく,関西小劇場で活躍する役者さんが客演として参加されています。東京の小劇場ではなかなか目にすることのできない,魅力的な役者さんを数多く見届けられるのも劇団ショウダウンさんの魅力の一つです。

しかも,劇団公式ページにちゃんと演者一覧がリストアップされていて,それぞれの役者さんのTwitterやブログへのリンクもきちんと張られています。もともとご贔屓の役者さん扱いでのチケットを購入するのも容易になっていますし,公演でお気に入りの役者さんが見つかったら,その役者さんが出ているお芝居を追いかけて観に行くこともしやすくなっています。こういう気遣いや心配りは劇団ショウダウンさんならではと思います。

www.showdown.biz

役者さんのその後の出演舞台を観に行く事なんてあるのか,というツッコミが飛んできそうですが,私は下記のようにあります。だからこそ,こういうフォローは大変に嬉しいのです。

【観劇ログ】とっとと「いとま」 - リブラリウスと趣味の記録

4.過去観劇ログ

以下,過去に私が拝見した作品の観劇ログです。全文貼り付けてご覧頂きたい位なのですが,それでは冗長すぎるので,リンクを付けるだけに留めておきます。「錆色の瞳,黄金の海」「ウインドミルバレー最後の三日間」以外は,今回公演の物販でDVDがお求め頂けるはずなので,もし少しでもご興味があれば,劇場ロビーで手にとって頂くと良いかもしれません。

 

SPナイトシアター・劇団ショウダウン「月下人魚〜リトルマーメイド」 - リブラリウスと趣味の記録

【観劇ログ】劇団ショウダウン「マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015」 - リブラリウスと趣味の記録

【観劇ログ】劇団ショウダウン「パイドパイパー」 - リブラリウスと趣味の記録

【観劇ログ】劇団ショウダウン「錆色の瞳、黄金の海」(2016年版) - リブラリウスと趣味の記録

【観劇ログ】劇団ショウダウン「黒船」 - リブラリウスと趣味の記録

【観劇ログ】劇団ショウダウン林遊眠一人芝居「ウインドミルバレー最後の三日間」 - リブラリウスと趣味の記録

さて,長々と書いて参りましたが,この辺で切り上げたいと思います。

劇団ショウダウンの「撃鉄の子守唄」は休憩時間を含め約3時間の長時間公演ですが,チケット代や割いた時間分,あるいはそれを超える価値を提供して下さるはずです。この公演が目撃できるのは,日本中でも2016年9月1日(木)から9月4日(日)までの4日間,それも東京・池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERでの7ステージだけです。

最後になりましたが,既に観劇したことがある方に伝わるのも嬉しいですが,何よりも本記事がまだ見たことがない方に届き,観劇するきっかけとなるのであれば,これ以上の幸いはありません。

観劇初心者の方へも自信を持ってオススメいたします。皆さまと同じ劇場で同じ作品を目撃できますように祈っております。

stage.corich.jp

*1:むしろネタバレ防止のためにあまりTwitterで検索しないようにしているくらいです。

*2:なお,本記事はあくまでもイマイがあふれる思いを単にWeb上にぶつけただけの記事であって,劇団の方から依頼されたとか,特定の利益供与などを受けているわけでは一切ありません。念のため。

*3:リンクはCorichの公演ページへつながっていますのでクチコミを確認する際にご活用下さい

*4:一ファンとしては受賞して欲しい!という気持ちはありますが,役者さんやスタッフさん達のTwitterを拝見していると,賞を取りたいというよりは,素晴らしい作品を見せたい!という気持ちが前面に出ている方ばかりで,それもこのカンパニーの良さだと思っています。

【観劇ログ】演劇ユニットm.a.y.a-T国「猫型ロボット大戦争2016」

どうも。イマイです。

業務多忙につき,観劇ログを2つほど溜めてしまっております。別に自己満足なので良いのですが,ちゃんと後日,触れたいと思いますので,もう少々お待ちを*1

今日は,観に行った日にログを書くといういつもの体制に戻して,執筆することにします。本日は出演者の方のお誘いで,ウッディシアター中目黒までやってきました。

東急東横線の中目黒の駅から横浜方面へ徒歩6分ほどあるくと,商店街の中にある歯医者さんの脇に劇場へと下りる階段があります。地下の部分が劇場になっています。初めての劇場なので,ちょっとそれだけで胸がときめきます。

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*1:やっぱり観に行った勢いでその日のうちに書かないと駄目だなと思います…

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【観劇ログ】INDEPENDENT 3rd Season Selection 東京公演

どうも。イマイです。

今日も観劇日です。今日は昨日楽しかったジョーカーハウスさんの11時の回を観てから,大阪からやってきたずっと前から興味津々だったあのイベントに馳せ参じました。

そのイベントの名前は「INDEPENDENT」。

大阪の小劇場界では超有名なin→dependent theatreを拠点とした,既に昨年で15周年,15回ものイベントを実施している一人芝居の一大フェスティバルです。関西小劇場を見始めてからその名前はチラチラと聞くことはあるのですが,1回の大会で全ての作品をいっぺんに観るためには,どうしても朝から晩まで劇場にいる必要があって,躊躇していました。

それが,過去5年間の作品からセレクションした作品を東京で上演するという好条件の上に,私のお気に入り劇団である月曜劇団さんと満月動物園さんが参加されているというこれ以上無い後押しがありまして,ならば伺わない理由はないということで,土曜日の一日通しチケットの予約を行った次第です。

ジョーカーハウスさんの「英雄コレクション」土曜日11時の回が13時過ぎに終わったので,大急ぎで新宿御苑前→四谷→王子と移動。ネーミングライツが始まってから,初めて訪れる「花まる学習会王子小劇場」に無事到着しました。

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【観劇ログ】ジョーカーハウス「英雄コレクション」ガールズゲーム

どうも。イマイです。 

pokemon GOはAndroid OSのバージョンが古くて蚊帳の外です(本務の業界的には大騒ぎなのでちょっと寂しいです)。さて,4月からやっていた本務のお仕事に区切りがようやくついたので,観劇の予定をガンガン入れてます。

本日は,旗揚げ公演から拝見しているジョーカーハウスさんへやって参りました。過去3作でお馴染みの池袋シアターKASSAIから,今回は新宿サンモールスタジオへ移動しての公演です。私自身も初めて観劇する会場なので,嬉しさと楽しさと心細さと*1が交錯しながら会場へと向かいました。

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*1:公演後のトークショーネタです。

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【観劇ログ】とっとと「いとま」

どうも。イマイです。

ご贔屓の劇団さん以外の観劇のきっかけというのは巡り合わせとか,偶然によるものが大きいです。

今回会議のスケジュールを一週間勘違いしていて、日曜日のお昼が偶然空きました。何かお芝居でも見るかと思い、Twitterを眺めていたところ、フォローしていた役者さんの書き込みが目に留まりました。

その役者さんとは、根本沙織さんと、山口敦司さんです。お二人は昨年、劇団ショウダウンさんの「パイドパイパー」に出演されていました。

パイドパイパーでは,根本さんはアーシェという変人に振り回されながら最後は大きな選択を迫られる諜報機関の女スパイ,山口さんがイグリッドという歴史の教師でストーリーテラーかつ実は最後の大ボスという役でした。同作品は先日ポストしたように未だにお気に入りのシーンをDVDから再生するレベルで気に入っておりまして、お二人の作品が見られるのであればと予約のメールを打ち込んでおりました。

というわけで、東京は新御徒町駅からすぐそばのGallery & Space しあんという場所にやってきました。

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【感想ログおまけ】劇団ショウダウンさんへの御礼

ども。イマイです。

観劇の思いや御礼は観劇ログにぶつけるのが自分の流儀なのですが,今回は何度も舞台を拝見することができ*1,何か御礼を申し上げたい気持ちだったので,おまけ記事のポストをつくって表現してみます。自分語りですが,一観客にできるせめてもの御礼として。

劇団ショウダウンさん「黒船」「ウインドミルバレー最後の三日間」の創造に携わった,キャストの皆様,裏方の皆様に深く御礼申し上げます。

「黒船」は,正直,幕が上がるまで「黒船」を積極的にPRしてこなかったことを悔やむくらい,熱のこもった重厚な歴史物語でした。

ウインドミルバレー最後の三日間」は,前回の「マナナン・マクリルの羅針盤」からもそして,映像作品の方からもパワーアップしていて,目をそらすことができない魅力的な一人芝居でした。

劇団ショウダウンさんの空間は,ナツメクニオさんによる圧倒的な語彙数に彩られた台詞や希望に満ちたストーリー,キャストの皆様の熱演,煌びやかで魅力的な照明,的確で物語の感情の起伏を最大限に増幅できる照明,そしてシンプルながらもイメージをかき立てるセットや舞台装置,時間厳守かつヤイバの部族のように周到に全てを準備している制作スタッフの皆様,絵画作品のようなフライヤーや映像記録をしてくださっているKUTOWANS STUDIOの皆様,全ての要素が組み合わさった居心地の良い空間です。

「最高傑作は次回作」と常に言い切る理想の高さと,その一方で常に謙虚に舞台へと向き合う皆様の矜持は,研究や教育と言った一種の「表現」活動を生業としている私にとって,一観客の立場を離れても理想や手本となるものです。

私にとって舞台観劇は楽しみであり,生きがいであり,ヒントであり,希望です。

私も大阪や京都へ観劇へ伺う位,関西方面の小劇場が大好きですが,東京での公演と比べてその回数はどうしても制限されます。だからこそ大好きな劇団さんが東京に来るときには予定の優先順位を上げて伺いたいと思っています。全ての劇団さんにそれを行うことは叶わないのですが,それでも次回9月公演の「撃鉄の子守唄」は頑張ってスケジュールを空けるぞと決意しました。

また大好きな皆様に9月の池袋でお目にかかれること,「最高傑作である次回作」を目撃できること,強く強く祈っております。

stage.corich.jp

暑さ厳しき折,どうぞご自愛くださいませ。駄文失礼いたしました。

(なお,本ポストはキャストさんや制作さんからの反応が欲しい,目を引きたいという類いのポストではありません。Twitterでは呟きましたが,リプライ等の反応は結構です。ただただ御礼を申し上げたい,その一心で書いた私信と考えていただければ幸いです。)

*1:念のため申し上げますがチケットは全て購入しており,ご招待ではありませぬ。