リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【観劇ログ】ジョーカーハウス「ジョリー・ロジャー」

どうも。イマイです。

ファンタジー好きなんだなと気がついてから*1,職場からの帰り道で妄想するようになりました。色々ダメな感じです。

さて,本日は旗揚げ公演からずっと拝見しているジョーカーハウスの通算6作目の最新公演を観に,池袋のシアターKASSAIまでやってきました。

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1.はじめに

ジョーカーハウスさんは,旗揚げから機会があってずっと拝見しております。旗揚げからのキャストさんに加えて,回を重ねるごとに常連メンバーが増えつつも,毎回,新しいキャストさんを迎えながら,新しい魅力が飛び出してくる玉手箱のような,この9月で3年目に入るカンパニーです。伊藤えん魔さんによる笑いを混ぜながらも,きちんとハードボイルドを入れ込んでくる世界が好きで,気がつけば毎回通っております。

2.開演前

会場に到着すると,過去最高のラインナップの物販が出迎えてくれます。

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それから何と,上記のブログに加えて,早くも初日公演のDVDが物販に並んでいます。

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初日のDVD,いわゆる撮って出しDVDというのは,ジョーカーハウスさんとしては初の試みのはずでして,それだけ作品に感触があるのだろうなと思い,わくわくしながら開場を待ちます*2

開場して席に座って舞台を観ると,ジョーカーハウスさんお馴染みのシンプルな舞台セットが目の前に現れます。奥側が高くなっていて,真ん中に階段があるだけのシンプルなものです。舞台後方には4本の六角形の照明が,その前に2本ずつの六角形の照明,真ん中には青いスポットライト,そして,舞台前面を照らす3本の白いスポットライトが舞台上を彩っています。舞台下手には2本のロープが張られ,上手には3本のロープが張られています。まるで船の上にいるかのような感覚になります。

開演前には恒例となりましたキャストさんのパンフレット販売があります。

今回は梅田さんと美馬さんのお二人。「地図はいらんかえ」と漁師の設定でお二人がパンフレットを手売りしていきます。1人10部を持たされているという踏み込んだ発言とともに良い感じでパンフレットが売れていきます。これは回によって異なる方が対応されていまして,その違いを楽しむのもまた楽しいと思います。

その後,前説が行われたあと,BGMが変わっていよいよ開演となります。

では千穐楽前ですので,ネタバレ防止の改行連打をいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3.あらすじ+序盤

物語のあらすじは下記の通りです。

未だすべての大陸が発見されていない十六世紀の大航海時代。 君主国家が次々に成立してゆく中、 多くの海賊達が世界中で暴れ回っていた。 略奪をくり返す無法者である彼らであったが、 裏切りを許さぬ反面、仲間意識が強く結束の強い集団でもあった。

群雄割拠する荒くれ達の中にあり、 『双剣のシルバー』と呼ばれる海賊シルバー・ナインライブスは 義に厚く、多くのライバル達から一目おかれる海賊だった。 旗艦シーグル・ウィーウィー号を駆り、急襲を得意とし、 少人数で大型船を襲っては瞬時に姿を消す。 その二本の短剣は無数のサーベルをものともせず、 名だたる大国の海軍が尻込みする程であった。

ある嵐の夜、シルバーは一人の瀕死の遭難者を助ける。 だが、意識を取り戻した男は 問答無用でシルバー達に襲い掛かってきたのである。 その男は宙を駆けるごとく高い身体能力を持ち、 閃光放つ妖しい武器を用いた。 シルバーをも圧倒するも重い怪我の為か 男は謎の言葉を残して力つきる。

「古代の英知を恐れよ 何人も手を出すな  白き輪に近付くな」

残された奇妙な地図と一本の短剣。 そこには大海賊『黒ひげ』 エドワード・ティーチが残した伝説が秘められていた。 圧倒的な英国海軍に追われ、謎の殺し屋達が暗躍する中、 魔の海流ダムストリームに眠る 古代宝島を目指すシルバー・ナインライブス。

命知らずの海賊達。 奴らが謳うハードボイルド。 世紀の大冒険がはじまる・・・( https://stage.corich.jp/stage/82751 より引用)

開演直後,暗闇の中に現れるのは目玉という異名を持つ眼力洞察に優れたアルビダ,鉤鼻という異名を持つタルボットの2名。あの船は助けを求めれば警戒もせずに助けるだろうとのやりとりをしています。

そして,シルバーの仲間の牧師,ウィリアム・キットが「Maybe, Maybe…」のセリフと共に口上を述べていきます。黒髭ティーチが実は生きていた,財宝とともに生きて,いつか浮かび上がるという話,そして最初にたどり着いたのがシルバーであることをうたいあげます。

そして登場する親方シルバー・ナインライブス率いる海賊の一団とイギリス海軍。ヘルズベル・アンカー・スカリー,キット,スカリーとともに,イギリス海軍の攻撃をシルバーは巧みな舵捌きで切り抜けていきます。フォーメーションを組み,青く白い照明に照らされながら,敵の攻撃をかわし続ける一団。この瞬間,これまでのジョーカーハウスさんの公演で感じたものと何か違うものを感じました。楽しそうとか,ワクワクするとはまた異なる感情です。平凡な言葉で言えば「何か凄いのが来た」という感じです。

シーンは変わりシルバーの一味,レイジング・ダックが舞台中央で何物かに捕らわれています。鋼のマルコシアスと言われる賞金稼ぎにポートロイヤルでダックは捕まってしまったようです。マルコシアスとのボケ・ツッコミが繰り返された後,ダックはシルバーの物語を語り始めます。

シルバーと共に,かつて海底島を目指したロジャー,ゼロはどうなったのか。シルバーは果たして海底島の宝を見つけ出せるのか…。冒険譚に彩られた海の男,もしくは女の物語の結末は劇場で是非目撃して下さい。

4.感想

ジョーカーハウスさんは敷居を低くしつつ,ギャグのエッセンスをふんだんに盛り込みつつ,演劇って楽しいという魅力を振りまいてくれるという勝手なイメージを私が持っていたのですが,良い意味で予想を裏切る,ひと味もふた味もこれまでのジョーカーハウスさんとは異なった,渋くカッコイイ作品でした。これまでの作品の中で私としては一番お気に入りの作品です。

105分というランタイムは決して短い時間ではないのですが,すっかり集中していて,気がつけばそれだけの時間が経っていたと思うほど,見所満載の舞台です。特に見得を切っているシーンや,殺陣のシーンをはじめとして,舞台写真を物販で売っていたらついつい購入しまいそうなくらい,美しいシーンが目白押しです。

第1作の不思議の国のアリスでもそうですが,本作の各所ではシェイクスピアの名台詞が引用されていて,冒険譚の世界に深みを与えています。そうそう,セリフ回しの一つ一つがカッコ良いのです。

さあ運命よ,一騎打ちだ!とことんまでかかってこーい!

あんたに憧れて,ここまで来たぜ。エドワード・ティーチ,黒髭さんよぉ。

笑いは最低限に抑えつつも要所を押さえた笑わせどころと,きちんと伏線になっているところ,そして何よりキャストさん皆さんの,魅せどころ,カッコ良さが何よりの魅力です。私がジョーカーハウスさんを表現するときに使う「若手ユニット」と言う言葉や,伊藤えん魔さんのとか,関西で好評の再演,という枕詞が一切不要と思えるほど,1つの作品として堂々とオススメできる作品です。

5.キャストさん紹介

勢いづいたので,本公演に出演されているキャストさんを紹介します。3回観ていて全部のシーンを繰り返し観ているはずなのですが,記憶違いなどがありましたらゴメンナサイ。以下,BLUEバージョンのキャスト一覧に従った順番で,BLUEバージョンでの役名/REDバージョンでの役名という形式でご紹介申し上げます。

  1. シルバー役/ダック役の大石祥生さん。シルバー役は経験のないシリアスな役だったとのことですが,とにかくカッコ良いです。こんな大石さんが観たかったと勝手に盛り上がっていました。いつもならどこかトホホな役回りのキャラクターが多かったように思うのですが,今回は最初から最後までハードボイルドの世界にピッタリの男前でした。ダック役はお馴染みのコミカル路線を出しつつもきちんとストーリーテラーの役をこなされています。低音ボイスが素敵な方です。
  2. キット役/ロジャー役の福井清香さん。ロジャー役は「Rock you!」といつも通りのコメディエンヌっぷりを発揮されていましたが,キット役はこちらも真っ直ぐな青年が同じく凜々しいです。カッコ良さからすると英雄コレクションのまる子と同じくらいカッコ良いのですが,こちらの方が衣装もシリアスモードなのでカッコ良さにブーストがかかっています。「運命よ,一騎打ちだ!」と叫ぶシーンはこの瞬間だけ空間ごと切り取って持って帰りたいくらい美しい空間でした。
  3. モーガン役/スカリー役の八十竜一さん。初めて拝見する役者さんですが,今回の荒くれ者の海賊チームにはぴったりの渋い役者さんです。操縦士として物語のパーツを説明する役とか,海賊チームの結束を表す説明的な役回りですが,キットとともに捉えられ,最後に伏線として張っていた「逃げろ」のサインを出すところは,分かっていてもグッとくるシーンで見所だと思います。
  4. スカリー役/シルバー役の小澤瑞季さん。ホームと仰るほどのジョーカーハウス愛に満ちた方。スカリー役は,可愛らしく目立ったイメージを出すと不釣り合いになってしまう海賊船の上で,渋くそして親方を支える部下として世界にしっかりと根付いていました。シルバーは宝塚の男役スターかと思うほどの男前っぷりで,迫力に満ちた立ち居振る舞いは要注目です。
  5. ダック役/モーガン役の澁谷遼平さん。コメディが強めのREDバージョンに比べて澁谷さんのダックはシリアスモード。ハードボイルドなBLUEバージョンの屋台骨を支える明瞭さと力強さは,シルバーの物語の語り部としてこれ以上なく的確な役割だったと思います。
  6. アン・ボニー役/名無し役の中村紗由紀さん。奴隷として売られながらもシルバー達に通訳として認めてもらい最後には一番幸せになった薄幸の美少女。REDバージョンよりは跳ね返り加減がセーブされつつ,本人には何の非もなく売られたのだと連想される健気なアンのキャラクターが強調されています。
  7. キャプテン・ヨーホー役/タルボット伝令兵役の山本大輝さん。愚かさとアホキャラを一手に引き受けるジョーカーハウスのコメディマスター。キャプテン・ヨーホー役の紅茶を注ぐシーンは手が震えるところまで,ダメな船長っぷりを発揮されていて,爆笑シーンの少ないBLUEバージョンの中でもメリハリを付ける重要なシーンでした。でも,タルボット伝令兵に観られるようなふとしたときの青年の顔つきや真っ直ぐな視線は,ジョーカーハウスの舞台には欠かせない存在だと思います。
  8. スコーピオ役/シャーロット役の美馬利恵子さん。滑らかに田舎語を操るスコーピオはシリアスなBLUEバージョンで重くなりがちな世界を,明るく楽しく彩るマスコットキャラでした。アホのヨーホー役とちょうどバランスが取れているキャラだと思います。REDバージョンのシャーロット役は打って変わってセクシーさを出す姉御役で,登場は少ないながらも同じく印象に残る役でした。
  9. 両バージョンともダマリン役の瑠香さん。スコーピオの翻訳係。酒場のシーンでは楽しさや賑やかさを彩るマスコットキャラ。ラストシーンでは何故か船の帆先の女神を代替しております。「〜でさぁ」の声が可愛らしい方です。パンフレットによれば,実は英語も担当という設定とのこと。そんな能力を持った当時なら重宝される人材がなぜ海賊に加わったのか,背景が気になるキャラクターでもあります。
  10. 両バージョンともワーズワース提督の北原学さん。少しイカれた癖のある悪役の提督です。言い間違えとか,ひょうきんさに隠れている感じはありますが,深海島への闘志はみなぎるものがあることが北原さんの演技からも伝わってきます。鯨に襲われた最期のシーンできちんと部隊を撤退させていることを踏まえると,ダメではありますが,ちゃんと提督だったのだなと思う次第です。
  11. アルフォンヌ副官/海賊役の徳岡天心さん。実はゼロというシルバーの元仲間でありながら,海底島への探索を成功させるため敢えて仲間を裏切る重要な役どころです。見所はやはりクライマックスでシルバーに正体を明かし大立ち回りを演じるところでしょうか。シルバーとの殺陣は,少年マンガの最終回近辺にある英英のライバルとの死闘を思い出させるもので,感情高ぶるシーンです。このシーンのカッコイイライバルッぷりにはご注目あれ。
  12. 両バージョンともギュンター役の大山莅人さん。ジョーカーハウスでは初めて拝見します。イギリス海軍兵士長として,ダメな提督や副官を抱えつつも,ちゃんとお仕事をこなす忠実な兵士。パンフレットででの魂を込めた号令の文句の通り,舞台上でもハッキリととした発声で号令を叫んで下さっていて,ワチャワチャになりがちなイギリス海軍のシーンをきちんと立て直してくれる名脇役です。
  13. 両バージョンともレズニック役の兵藤洋平さん。同じくジョーカーハウスでは初めて拝見します。イギリス海軍下士官として,ギュンターの状況報告を補足する台詞回しが多い役どころです。波瀾万丈なイギリス海軍の物語に翻弄され驚愕しまくっているために,おそらく周りの状況についていけていない感じが出ている役どころでした。
  14. タルボット伝令兵/ロウ役の重道吉樹さん。REDバージョンではパンフレットでの紹介文の通り「粗野で乱暴な」ロウが表現されていました。数々の難敵を打ち倒してきた雑草魂のロウという感じでしょうか。私個人の印象に残るシーンは実はBLUEバージョンの最後に出てくるアンの父親役のところでした。酒におぼれた情けない父親だと一見して分かる感じでして,僅かなシーンですがハッピーエンドの印象を強めている大切なシーンでした。
  15. アルビダ役/アン・ボニー役の小平こっこさん。事前情報でちょっと拝見していて,小平さんだと分かってはいたのですが,それでも前作のオズの魔法使いで見せた印象とは全く異なったアルビダの吸い込まれるような悪役っぷりは冒頭でグッと世界に入り込ませてくれた重要な役どころだと思います。よーくみると,シークレットブーツで背丈を調整されていて,たぶん相当歩きにくいはずなのですが,そんなことは微塵も伺わせない役者魂を感じました。
  16. ロウ役/キット役の月舘森さん。初めて拝見する役者さんですが,BLUEバージョンの冒頭で,低い声で語り始めた瞬間から,ハッとさせられるほどの魅力に満ちた明瞭かつ印象に残る声でした。ロウ役,キット役とともに物語の難解な言葉や言い回しを的確に伝えていることで,本作品がこれまでのジョーカーハウスさんの作品とひと味もふた味も違った印象になったのではと思いました。素晴らしい役者さんだと思います。
  17. シャーロット役/酒場の女役の柊玲奈さん。シャーロット役として30代の酒場の女主人兼,奴隷商人というキャラクターがピッタリ当てはまる美しくセクシーな方でした。あのまま西部劇に出てきてもおかしくないほどです。ロングスカートのヒラヒラな感じもまさにマダム(何
  18. マルコシアス役/酒場の女役の佐々木志乃さん。初めて拝見したときには柔和な母親役というイメージの方でしたが,前作のオズの魔法使いに引き続き,180度違った迫力ある剣士を演じていらっしゃいました。ただ怖いだけでなく,シェイクスピアのファンクラブ会員として,淡々とギャグを放り込んでくる楽しさも持ち合わせています*3
  19. 名無し役/アルフォンヌ副官役の田守悠花さん。ジョーカーハウスの田守さんといえば,ヒロインもしくはヒーローに近い役どころが多かったので,今回の名無し役に見られるような数少ないセリフで存在感を出す役どころはとても新鮮な感じでした。それでも花束を渡すシーンなどきちんと印象づけてくる辺りは流石だと思います。REDバージョンでは打って変わってまさにTheライバル。深海島のお宝を手に入れられない所の悔しさはBLUEバージョンでの絶望の叫びとは異なった渇望する叫びと思いました。
  20. 海賊役/スコーピオ役の阿部志鴻さん。海賊では必ず必要と思われるデブふくよかな役どころ。スコーピオ役では自然に訛っている様子で,BLUEバージョンとはまた違った味わいがありました。なおパンフレットの設定では,カリブ史上初のアルバイト海賊だそうで,そりゃ待遇悪いわなぁと勝手に納得した次第です。
  21. 海賊役/マルコシアス役の橋本真衣乃さん。REDバージョンでは登場からもう既に吹き出すほどのコメディエンヌっぷり。剣の長さくらい揃えてあげたら良いのに…と思ったらちゃんと剣を引きずる音が流れていて,狙ってやっているのかと戦慄したことを覚えています。僕という呼称からも伺える子どもっぽさを前面に出していて,ジョーカーハウスならではの可笑しさに彩りを添えている方です。
  22. 酒場の女役/アルビダ役の竹田有希さん。アルビダ役ではBLUEバージョンと異なり,余裕たっぷりのクールな「目玉」を演じられています。BLUEバージョンの酒場の女役では,酒場シーンの冒頭でダンスをご披露されていて,違った魅力が拝見できます。あとご出演でお忙しいところなのに,観劇ツイートを丹念に「いいね!」していただき,なんだかもうありがとうございます(何

 6.おわりに

旗揚げからずっと拝見きましたが,オープニングのシーンからグッと持って行かれる感じのカッコ良さで,ジョーカーハウスさんの作品で一番のお気に入りになりました。初日映像がDVD化されたと聞いて思わず頷きたくなるレベルの素晴らしさです。ハードボイルドな渋さ満点の105分。気がつけば3ステージ拝見していて、時間を感じさせない熱中をしておりました。

このブログを載せているのが,最終日だというのがちょっと残念なくらい,いろいろな人を誘いたいなあと思った良作です。お馴染みなのでとりあえず観に行くという気持ちがあった観劇前の自分を3発ほど殴ってきたいと思うくらいオススメです。先にチケット取っておいた方がよいぞーと。 

stage.corich.jp

7.おまけ

  • 今回の観劇ログでは,初日公演DVDがとても役に立ちました。急遽発売を決めて下さった皆さまに感謝申しあげます*4
  • 終演後,キャストさんとのツーショットチェキを利用して,シルバー役の大石さん,小沢さん,ウィリアム・キット役の福井さん,それから制作協力の水沢さんと,作演出の伊藤えん魔さんともチェキを撮る事ができました。いくら使ってんねんとか,横のオッサンいらないからというツッコミが飛んできそうですが,お祭りなのでそこはご容赦をば。チェキと共に自然に役者さんにお話ができたりするので,1粒で2度おいしい感じです。グリコか。
  • ちょっぴり楽しみにしていた「えん魔&ジョーカーズ」がカットだった模様ですが,お芝居の中身を考えると,えん魔さんも音響きっかけがやたらあってヘロヘロだったかと思うので,カットでも仕方ないかなと思います。

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とりあえず,このチェキ達は一生の宝物にします。有り難うございました!

*1:周りからすると今さらかよとツッコミたくなる感じでしょうが

*2:ちなみにこの観劇ログを書く上ではとても参考になる素材なので,撮って出しDVDは大変に有り難い限りです。

*3:淡々と放り込んでくるので思わず笑ってしまいます。

*4:ファイルのタイムスタンプを見たら7月1日(土)の午前4:59とか書いてあったけれど気にしないことにします…。つか,えん魔さん寝て下さい…。