リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【感想ログおまけ】劇団ショウダウンさんへの御礼

ども。イマイです。

観劇の思いや御礼は観劇ログにぶつけるのが自分の流儀なのですが,今回は何度も舞台を拝見することができ*1,何か御礼を申し上げたい気持ちだったので,おまけ記事のポストをつくって表現してみます。自分語りですが,一観客にできるせめてもの御礼として。

劇団ショウダウンさん「黒船」「ウインドミルバレー最後の三日間」の創造に携わった,キャストの皆様,裏方の皆様に深く御礼申し上げます。

「黒船」は,正直,幕が上がるまで「黒船」を積極的にPRしてこなかったことを悔やむくらい,熱のこもった重厚な歴史物語でした。

ウインドミルバレー最後の三日間」は,前回の「マナナン・マクリルの羅針盤」からもそして,映像作品の方からもパワーアップしていて,目をそらすことができない魅力的な一人芝居でした。

劇団ショウダウンさんの空間は,ナツメクニオさんによる圧倒的な語彙数に彩られた台詞や希望に満ちたストーリー,キャストの皆様の熱演,煌びやかで魅力的な照明,的確で物語の感情の起伏を最大限に増幅できる照明,そしてシンプルながらもイメージをかき立てるセットや舞台装置,時間厳守かつヤイバの部族のように周到に全てを準備している制作スタッフの皆様,絵画作品のようなフライヤーや映像記録をしてくださっているKUTOWANS STUDIOの皆様,全ての要素が組み合わさった居心地の良い空間です。

「最高傑作は次回作」と常に言い切る理想の高さと,その一方で常に謙虚に舞台へと向き合う皆様の矜持は,研究や教育と言った一種の「表現」活動を生業としている私にとって,一観客の立場を離れても理想や手本となるものです。

私にとって舞台観劇は楽しみであり,生きがいであり,ヒントであり,希望です。

私も大阪や京都へ観劇へ伺う位,関西方面の小劇場が大好きですが,東京での公演と比べてその回数はどうしても制限されます。だからこそ大好きな劇団さんが東京に来るときには予定の優先順位を上げて伺いたいと思っています。全ての劇団さんにそれを行うことは叶わないのですが,それでも次回9月公演の「撃鉄の子守唄」は頑張ってスケジュールを空けるぞと決意しました。

また大好きな皆様に9月の池袋でお目にかかれること,「最高傑作である次回作」を目撃できること,強く強く祈っております。

stage.corich.jp

暑さ厳しき折,どうぞご自愛くださいませ。駄文失礼いたしました。

(なお,本ポストはキャストさんや制作さんからの反応が欲しい,目を引きたいという類いのポストではありません。Twitterでは呟きましたが,リプライ等の反応は結構です。ただただ御礼を申し上げたい,その一心で書いた私信と考えていただければ幸いです。)

*1:念のため申し上げますがチケットは全て購入しており,ご招待ではありませぬ。