リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【観劇ログ】朝劇西新宿 vol.2 「恋の遠心力」

どうも。イマイです。

最近お馴染みの劇団さんに観劇を限っている傾向がありました。それはそれで楽しい時間ではあるのですが,初めての所に飛び込んでわくわくするということもないなあと思っていました。

今回ある方から,「朝劇」ってご存じですか?との連絡を頂きました。自分は出演していないけれど,面白いとのことなので是非とのこと。調べると,早くても11時頃から始まる小劇場の世界で,なんと土曜日の朝9時から開演とのこと。

そんなステキな試みなら観に行くしかないとのことで,朝も早くから西新宿のビアホールGLASS DANCE新宿店にやってきました。

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【観劇ログ】エビスSTARバープロデュース公演Manager.06『蝶導夜、惜別離、嗜美酒』

どうも。イマイです。

年度末の目が回るような繁忙期なのですが,舞台は後からみようと思ってもその時にしかやっていないので,キッチリ時間を取って見ている次第です。

さて,本日は劇団フェリーちゃんのなにわえわみさんにお誘いいただきまして,東京恵比寿のエビスSTARバーまでやってきました。先日,劇団フェリーちゃんのイベントで一度来訪しているのですが,演劇作品をこの会場で拝見するのは初めてです。昼間っからバーでどんな演劇が行われるのか,その点も興味深いです。

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【観劇ログ短信】T-works # 2 「THE Negotiation」

ども。イマイです。観劇ログを本当は書きたかったのですが,業務が立て込んでいたのでTwitterの転載+舞台上の説明と写真だけ先に載せておきます・・・。DVDと台本を予約するくらい良い作品だったので,また改めて時間を設けられれば(無理かも知れないけど)良いなと思います。

 

  • 床材が大理石のシート
  • 背景は四つの黒幕が書けられていて幕の間から青白い後ろが見えるようになっている。
  • 黒幕の前にはTWICKENHAMのゴシック体の大きめの白文字が置かれている。
  • 角材で作られた長細いベンチに使うような立方体が上手と下手に一つずつ、客席に向かって広がる扇形に配置。天板には透明のアクリル板が敷かれ、座れるようになっている。
  • 中央には同じく角材で背の高いテーブルと背もたれ付きの椅子、机の上にはレトロな電話。
  • 椅子は非対称に二つずつ、合計四つ配置されている。
  • 机も中央で断層がずれたような配置になっていて、非対称になっている。

 

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【観劇ログ】ジョーカーハウス「スタンドアローン」月蝕バージョン(書きかけ)

どうも。イマイです。

今日は第1弾からずっと応援してきているジョーカーハウスさんの第9作目「スタンドアローン」を見に来ました。この作品でジョーカーハウスは9本目になります。なんだかんだでバージョンとばしはあるものの、毎作拝見できていることは何よりの幸せです。

ジョーカーハウスのいつもの劇場ではなく,今日は東京大塚の萬劇場までやって参りました。  

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通常ですと,2パターンとも上手くいけば3パターン全部見るのがジョーカーハウスさんなのですが,今回は仕事の都合で,日食バージョン,月蝕バージョン,半蝕バージョンのうち,月蝕バージョンだけを拝見しました

いつもだとここで淡々と続きの記事を書くのですが,とにかく,今回はこれだけは先に申し上げたいです。月蝕バージョン,涙が出るほどカッコ良くて心揺さぶられるので,とにかく日曜までに1人でも多く目撃して欲しいです。もし観た上で何も響くものがなかったら私が直接謝りに行っても良いと思う位,自信を持ってオススメします。こんなことを書くのは珍しいのでそれくらい良かったのです。

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【観劇ログ】富山のはるか「SALOME」

どうも。イマイです。

1月にあまり観に行けなかった反動で,2月はこれでフェイクシンポジウムを入れて3作目の観劇です。今回は玉一祐樹美さんのお誘いで,横浜のギャルリーパリという普段は美術品のギャラリーとして使われている場所での演劇を観に参りました。

横浜・関内 ギャルリーパリ 画廊情報

実は地元なのですが,初訪問の場所でした。外観がモダンでこの中で何が行われるかを考えるだけでなんだかワクワクしてきます。

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【観劇ログ】虚飾集団廻天百眼『闇を蒔く 〜屍と書物と悪辣異端審問官〜』

どうも。イマイです。

ニーチェの言葉にもある,「深淵」という言葉は何か不思議な魅力を持つ言葉です。それ自体は深い縁だけを意味する言葉でありながら,暗黒とか悪の行き着く場所のようなイメージが付与されていく衣装をまとった役者のような言葉でもあります。

さて,難しいことはさておき出演者のなにわえわみさんと,小鳥遊空さんにお誘い頂きまして,虚飾集団廻天百眼さんを観に来ました。百眼さんは二度目の観劇で,前回はその世界観に圧倒された記憶があります。気がつけば会場で買い求めたサントラを何度も聞いていた記憶があります。

librarius-theater.hatenablog.com

今回のフライヤーも何か禍々しく,この世のものでないモノがたくさん映り込んでいるような印象的なフライヤーです。

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【観劇ログ】遠山昇司 フェイクシンポジウム『マジカル・ランドスケープ』

どうも。イマイです。

本業はいちおうアカデミックな世界に足を突っ込んでおりまして,シンポジウムと呼ばれる形態のイベントは身の回りに数多く存在します(そしてそのほとんどを開催記録で知る程度の出不精です)。私自身もパネリストで参加したり,コーディネーターの役目を担うこともあったりで,作り手と受け手の両方を体験しているフォーマットです。(そういえば,本業ど真ん中のシンポジウムのレポートを掲載してもらったばかりでした。)

current.ndl.go.jp

今回,私の知人である福島幸宏さんが舞台に立つと聞きました。本体ブログよりも更新頻度が高いこのブログからも伺えるように,小劇場がこの上なく好きな私としては「ズルい」とか「羨ましい」という感情とともに,どんな題材であっても見届けたいという気持ちが強くありました。その上,アカデミックな世界ではそこらかしこにあるイベントについて,フェイク(偽物,模造品)という冠をかぶせて表現すると聞けば,興味が強くならない方が嘘でしょう。

そんなこんなで,京都市北文化会館ホールまで駆けつけた次第です。

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ちなみに,初日の様子はegamidayさんが簡潔にブログで示してくださっているので,そちらも合わせてご参照くださいませ。

egamiday3.seesaa.net

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