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リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

【観劇ログ】悪い芝居プロデュースアンダーヘアVol. 1「マボロシ兄妹」,伊藤えん魔プロデュース「コロニー」

久しぶりに,観劇三昧の土曜日。先に伊藤えん魔さんの舞台を観に行くことを決めていて,マチネが空いているなと思って,サンシャイン劇場でゲットしていたチラシとメルマガを頼りに悪い芝居プロデュースのお芝居へ。二つは方向性の異なるお芝居でしたが,どちらも満足の素晴らしい時間を過ごすことができました。
(ここまで打ちこんでいて,Twitterで兄妹をミスタイプしていたことが発覚しました…トホホ。ごめんなさい。)

悪い芝居プロデュース アンダーヘアVol. 1「マボロシ兄妹」は,今年で無くなる青山円形劇場での公演。会場周辺は今年でサヨナラを告げる広報物がちらりほらりと。開始前客席からも無くなるのはおかしいよね,等の声がちらほら聞こえる次第。私もなんだかんだで3回くらい来ている思い出深い劇場です。照明を長時間付け続けると,微妙に天井から軋む音がするのですら思い出の一つ。

マボロシ兄妹のストーリーとかは例によって公式Webにお任せしておきまして,簡単な印象のメモなど。

  • 記憶するとは,何を持って私とするのか。前期,学生さんの前でアーカイブの話を何度かした自分の経験が思い起こされました。普通,仕事の話を思い出すと興ざめになるのですが,今日はより経験を深く見つめて,そして物語にも入り込んでいく,不思議な体験でした。
  • 夢とは,現とは。フライヤーにも対比されているこの2つは,軽く頭に入れておくと,より深く楽しめるかもしれません。
  • 柿喰う客でもキャラメルボックスでも感じましたが,渡邊安理さんすげえ。たぶん素人目から見てもむちゃくちゃ難しい動きとか演技を普通にこなしてる。
  • れみぜやんで初めて拝見した,大阪バンガー帝国の大塚宣幸さんはキレッキレ。最初自分のノリが悪くて,上手く煽りのリクエストに応えられなかったのが口惜しいです…。
  • 橋爪未萠里さんは,何度ももう拝見していますが,どこまで演技の幅が広いんだろう方なんだと。正直,役と言うことを忘れてムカついた位でして。
  • 岡田あがささんは,柿喰う客の女体シェイクスピアで拝見する姿とは異なった印象の役ですが,どんな役でも芯の通った綺麗な方で,見とれること数度。

観劇終了後に自分の中で繋がっていくストーリーを思い返しながら,青山円形劇場の天井を見上げて,思い出に追加して立ち去ってきました。あ,台本と前回公演のDVDはゲットしましたので勤務先の学生さんは(ry。閑話休題。月曜日まで公演中ですので,ご関心のある方は是非。

その後軽くヒトカラを間に入れつつ,CBGKシブゲキ!!に移動。まだ観劇前ですが,開場待ち義援トークショー「500円えん魔ちゃん」を観に行くのでした。ネタバレを避けつつ,ちょいちょいネタを挟んでくるトークにゲラゲラ笑い,あっという間の1時間でした。こんなのを関西の方々は毎回味わえるなんて羨ましすぎます(嫉妬)。

さて,伊藤えん魔プロデュース「コロニー」ですが,こちらもストーリーは公式にお任せしまして,こちらも印象メモを。

  • お話はもっとコテコテに笑いを盛り込んでくると思いきや,割と絞ってきた印象でした。
  • でもポイントポイントできちんと笑いを入れてきて,笑わしてもらいました。流石,噂通り。
  • 難解なお芝居と言うよりは,素直に楽しめる感じ。たぶん,子ども連れでも大丈夫な感じ。ザッツエンターテイメント。
  • 美津乃あわさん男前,コロさんカッコええ。鈴木洋平さん腹立つくらい(オイオイ)キザで流石です。
  • パールを演じたイトウエリさんがカワイイかつ印象に残る感じ*1
  • 初見でも,事前知識なしでも楽しめるツボはあちこちに仕掛けられています。

終演後,物販コーナーでパンフを買って,パンフにサインを。初めて見る人特権で,役者さんにがしがし話しかけてくる暴挙をかましました。でも,それくらいのことが気軽にできるようなあのロビーの雰囲気の良さは,得がたいものだなあと強く思う次第です。本当にお客さんに楽しんでもらうために作ってもらっているお芝居なんだなと,今このエントリを打ち込みながら嬉しくなりました。なお,過去公演のDVDを買い込んだので,勤務先の学生さんは(ry。

繰り返しますが,こんなのを関西の方々は毎回味わえるのが羨ましすぎる(嫉妬2回目)。日付変わって今日千秋楽ですが,ちょっとでも気になった方は駆けつけてみましょう。

という観劇三昧な一日。そういえば,伊藤えん魔プロデュースの予習をしたのは観劇三昧という動画配信サイトでした。ちょうど無料で伊藤えん魔プロデュースの「オズの魔法使い」を配信中ですので,駆けつけるのはちょっとという方も,チラ見してみると良いかもしれません(宣伝)。

いずれにしても,幸せな一日でした。こんな日は1年に何度も無いのでしょうが,こういう日が来るチャンスをのがさないよう仕事を頑張ったり,感受性のアンテナを高感度にするために,勉強を続けたいと思います。

追記:「勤務先の学生さんは(ry。」というのは,現在司書課程という図書館の司書さんを養成する課程を担当しておりまして,そこで目録の演習を行っています。本や雑誌の目録は最近電子化されてしまっていて正直,演習のネタとしてはあまり面白くないので,昨年度よりDVDの目録を取るという実習を行っております。なお,小劇場のDVDは図書館に所蔵しているケースは少ないので,Google検索してズルをすることがかなり難しいのです。そういう意味では難問になるので,学生さんは「覚悟するように」と言う意味でのフレーズです。関係各所にはご迷惑をおかけする設定にはなっておりませんので念のため。

*1:なお,本務関連の某方とそっくりだったので違う意味で最初は驚きました…。