リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

(観てきました)てらりすと THE 山手 ワンマンライブ「YAMANOTE ROLLING STONE」


ヘドバンと腕を振り上げつつ,歌と演奏と踊りと物語を楽しむ1時間半。

というわけで,てらりすと THE 山手 ワンマンライブを観てきました。下北沢GARAGEというライブハウス(もちろん初)で,今回ばかりはてらりすと名義だけれど,純粋にライブなんだろうなあと勝手に思い込みつつ,地下のライブハウスへ。

ライブが始まる前には何で,バンドなのにバイオリンやダンサーという役割が必要なのかなあと疑問に感じていたのですが,1曲目が始まった瞬間,「うん,これは必須だ」と確信。そこから,独自の世界へ引きずり込まれ,本ライブのタイトルともなっている「YAMANOTE ROLLING STONE」が終わる頃には,すっかりこのバンドの曲をずっと聴いていたいという気持ちになっていました。そして,2曲目の曲終わりのMCが始まったあたりから,あ,これは「いつものてらりすとだ」ということに気がつきました。なぜバンドメンバーが駅名なのかといった数々の謎が物語として展開していきますが,ネタバレになるので,詳細は各自ライブハウスでご確認くださいませ(いじわる)。

バンドメンバーも単に演奏していくだけでなく,この物語に巻き込まれていく訳なんですが,それぞれの表情がとっても自然で,ライブと演劇を同時に楽しんでいるような錯覚すら感じました。もちろん,ギター,ベース,ドラム,バイオリン,ダンサー,ボーカルのそれぞれがハイレベルな演奏技術で曲を奏でていくので,ライブそのものもきちんと楽しめます(はやくCDやDVDが欲しいです…)。ボーカルの多彩な歌声と,ダンサーの方々の踊りのキレとバイオリンの弦をはじいて奏でる音色が,私は特に印象に残っています。あと,ゲストアクターが各日設定されていますが,この方達の役割は…これこそライブハウスで確認していただきたいです(笑)。

色々書いてきましたが,難しいことは抜きにして,思いっきり一緒になって楽しめるパフォーマンスでした。細かい決まりなんかは一切ないので,てらりすとをまだ観たことない方でも大丈夫だと思いますー。

帰りにはてらりすとのニューアルバム「ロミオやらジュリエットやら」を購入。

これは,過去のてらりすと公演「ロミオやらジュリエットやら」がCDとDVDの両方で堪能できるアルバム。3000円也。今ならなんと購入特典として,新良エツ子さんにサインをしてもらえるらしいですぞ(←私もサインしてもらいました。各所で自慢する予定)。*1

下北沢GARAGEにて。残すは7月7日14:00・19:00の2回と7月14日19:00の1回の合計3回公演。まだまだ当日券は発売中らしいので,ちょっとでも興味を持った方は下北沢へどーぞ。
http://www.terarist.com/yamanote/live.html

*1:ついでに本日着用のしかポロがちょうど緑色だったので,それをネタにサイン中に少し会話していただけて私はとても上機嫌でした。有り難うLifo&しかポロ(ただし舞い上がってしまい,うまい会話ができなかったなあと軽く反省しております…)。