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リブラリウスと趣味の記録

観劇とかパフォーマンスとかの鑑賞記録を淡々と。本務の仕事とか研究にご興味ある方は本家ブログまで( http://librarius.hatenablog.com/ )

柿喰う客「女体シェイクスピア003 発情ジュリアス・シーザー」

スポットライトに浮かぶ大見得、眼前に広がる「ローマ」という名前の幕末で袴をまとった「ブルータス」、360度から注がれる視線の中で行き交う人と感情。
というわけで、柿喰う客「女体シェイクスピア003 発情ジュリアス・シーザー」@青山円形劇場を観劇して参りました。一言で感想を言うのがもったいなくて、もったいぶった表現を冒頭で行った次第です。

女体シェイクスピアは「女体シェイクスピア002 絶頂マクベス」の時に、Ustream中継で拝見して、そのままチケットを買って劇場に突撃したくらいのお気に入りの作品だったので、今回もとても楽しみにしていました。

観劇後、予定を合わせて来てよかったと思いました。綺麗で美麗で、この世界にいつまでも浸っていたいと思わせる作品でした。筋書きはあの「ジュリアスシーザー」です。ネタバレの危険は少ないですが、あんまり筋書きを書いて長くしたくないですし、かつ表現できる能力もないので、いつも通り控えておきます。一言だけ申し上げておけば、敷居は低く、でも見せるところは見せるお芝居なので、演劇初心者の方にも強くおすすめです。

12人の役者さんはどの方もすごく魅力的な方ばかりだったのですが、印象に残ったのは、今回代役で出演されていた岡野真那美さんです。物語の中で数少ない女性の役だったはずなのですが、すごく格好良くて勇ましく、強く印象に残っています。

すばらしい休日のひとときでした。DVDだと違った表現になってしまうかもしれませんが、それでもDVDは発売されたら、たぶん買っていることと思います。それどころか、下記の通り、2回目以降も楽しめそうなお芝居なので、忙しいスケジュールを縫って何とかならないかなと画策を始めております(汗

最後に、観に行こうかどうか迷う方の背中を押せればと思い、いくつかおすすめするポイントを列挙します。

  • 思ったよりも全ての座席が舞台に近いです。今から当日券で入っても、そしてどの席に座っても楽しめると思います*1
  • 円形劇場ならではの演出が各所にあります。たぶん固定カメラのDVDで観るよりも、劇場で近い距離、遠い距離、中間の距離、と視線を移動させながら観るともっと楽しめると思います。あと、役者さんと結構な頻度で、目線があうので、そういうのでドキドキしたい方にもお勧め。
  • 1回とは言わず、複数回観た方がよさげ。1回目は「スゲー」「キレー」「ほげー」(最後違う)と、先入観なしで観ると良いと思います。そして、中屋敷さんのアフタートークを聞いてから、各所に埋め込まれた「意図」を知った上で、改めて2回目を観ると、たぶんとても見え方が変わってくると思います。

以上,観劇レポでした。

*1:もちろん、多少見えにくい座席もないわけではありませんが、スタッフの方は最大限見やすい座席をプッシュしてくださると思います