Dステ12th「TRUMP」REVERSEバージョン(1/26 13:00〜)
アレンだけはクラウスの記憶の中で、今でも白く光り輝いているのだろうか。
TRUMPに始めて出会ったのは、ピースピットUST祭の時。初演の映像だった。アレン(山浦徹さん)がどこまでも真っ直ぐで。揺さぶられ惑うクラウス(赤星マサノリさん)がどこまでも哀しくて。初めてアレンが両手を掲げるあのシーンは台本を見返しながら、一人で真似をするほど好きなシーンである。
だからどうしても、再演Femaleバージョンの時は始まってからわずかの時間、初演と比べてしまった。でも、そんなことが無意味に思えるくらい、あれは全く違ったTRUMPだった。Dstage「TRUMP」REVERSEバージョン@サンシャイン劇場、今回も初演の映像が冒頭、頭の上をよぎった。
でも、お気に入りのあのシーンに差し掛かった時、一瞬で世界に引き込まれた。白く輝くアレンがいた(山田裕貴さん陳内将さん*1)。クランの沈んだ黒に対して、どこまでも白く輝くアレン。ソフィですら出会ったことのないアレン。クラウスの記憶の中で渇望の星を追い求め続けるアレン。
その瞬間、初演とも再演とも違うTRUMPが目の前に現れた。台詞、間、衣装、動き、音響、照明、空気。「あのとき確かにみんなはそこにいた」。「懐かしき我がクラン」は確かにそこにあったのだ。
(TRUMP公式サイトはこちら。東京公演は2月3日までサンシャイン劇場,大阪は2月8日から10日までABCホールで。)
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さてさて,かっこつけて書いていたらさすがに肩がこりますね。しかし。
観劇ログどころかブログもお久しぶりです。とりあえずリハビリをかねて書きたいままに書いてみます。とりあえず,前半かっこよさげに書いて,後半で素に近い形で書いてみることにします。
前段ではかっこつけてましたが,いやあ、とにかくD2の皆さんが若い、若い(汗。確かにキャストの年齢が初演,再演よりも作品の世界に近いと言うことで別の効果が出ていたような気がします。確か以前のログにはラストシーンの照明、音響がすばらしいとの話を書いていました。もちろん、今回もそこはばっちり堪能させていただきました。こればかりはDVDだとわからないことも多いので,やっぱり時間のある方は行くべきです(キッパリ